好きなゲームの雑語り:バックギャモン

本格的に遊ぶようになったのはここ1年くらいだけど、
逆に言うと1年はずっと遊んでるボードゲームなので、ちょっと何か書いてみようかなと。

バックギャモンが好きな理由は即答できる。
運ゲーでありながら明確な「答え」が存在している点だ。

チェスや将棋、囲碁など、トラディショナルなボードゲームはAI解析が強力になり、
人間が勝つのも一苦労だったりもう無理じゃね?と言われたりする状況だが、
バックギャモンも御多分に洩れず、AIが「完璧な回答」を返すようになって長い競技である。

なにせ、毎ターンの出来ることが他の競技に比べて限定的だ。
双六なのだから振ったダイスの出目しか動けない。
出目の種類は21パターン、そしてどんな駒でも動かせるわけではないので、
状況次第では差し手が1つしかない、なんてことも珍しくない。

プレイヤーに出来ることは、「振ったダイスの目において、最も勝率が高くなるであろう差し手を採る」だけだ。
そして、勝率計算はAIの得意分野である。

Backgammon Galaxyというブラウザで無料プレイが出来るサイトですら、
試合後に「お前のこのターンのこの手、もっと良いのがあったぞ」と解析されるレベルである。

つまり、明確に「これが答えである」というやり方が存在しており、
そのやり方に外れず動き続けられるか、というのが現代のバックギャモンとも言える。

そして「明確な答え」があるのに何故勝ち負けにブレがあるのか、というと、
それをやるのは人間なので間違えることもあるし、
何なら最善手だけとり続けたところで、出目は運次第なので、
「勝てる動きを取りようがない出目」というものが出てくるからである。

知り合いに、「勝ってたのに、ゲーム終了直前で相手にゾロ目6を三連続で出されて負けた」なんて人もいる。
こんなもん戦略でどうにもならんわって事も起きうるのだ。だって最後は運だから。

そして「この試合、倍プッシュしない?」というダブリングキューブ、キューブプレイというものがある。
勝てそうかな、と思ったときにつり上げて大勝ちを狙いに行く。
負けるかも、と思ったときに逆にこちらから仕掛け、相手を投了させる、なんて事も出来るかもしれない。
ここの駆け引きもAIは最適解を出してくるのだが、人間同士だと駆け引きの余地がある。

だって、運次第で勝てるかもしれない・負けるかもしれないから。

余裕で勝てると思ってつり上げたのに、
相手の出目がよく逆転されて、更に倍プッシュされることもある。

AIが出せるのは「確率的な最善手」だけど、
確率なんだから、もしかしたら裏目が出るかもしれないね。

よくネットでネタにされてるブラックラグーンの台詞、
ロックの「運以外を塗りつぶすのは~」というアレ。

バックギャモンはそういうゲームなのだと思っている。
それが好きな理由なのである。

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