※2017/09/19追記※
最初に投稿したのは追記を書く6日前だったりしますが、
なのに何故復刻かというと、とある事情で記事を全削除したからです。
しかし、気に入ったから書いて投稿したばかりの記事を消すのは忍びないので、
バックアップから復元しました。
内容は投稿時と何も変わっていません。
※追記ここまで※
とりあえずNikoが超かわいいのでみんなOneShot遊ぼう???????
閑話休題
先日、公式に日本語対応されたアドベンチャーゲーム「OneShot」。
興味があり買ってはいたものの、英語を読むのが面倒で積みゲーになっていましたが、
日本語化を切っ掛けに遊んでみたところ、「The Stanley Parable」「Undertale」に続き、
一生忘れないであろうゲームとして心に残る作品となりました。
並べたゲームから見て分かるとおり、ストーリーや演出面が肝となるゲームなので、
ゲーム内容については沈黙するしかないのですよね…。
しかし、「OneShotはいいぞ。」と叫びたいので、なんとかネタバレを全力回避しつつ、
わたしがこの作品で気に入った点について書き上げてみたいと思います。
でも最初から興味があるひとは、記事を読まずに買って遊んだらいいと思うよ。
そしてNikoにやられるといい
OneShotのあらすじ自体は
「ある日突然、異世界に召喚された子供が、救世主として世界に光を取り戻すお話」という、
今や小説投稿サイトで山ほど見る事が出来そうな内容ではありますが、
このゲームが他のゲームと大きく異なる点として、「プレイヤー≠Niko(主人公)」である、
という点が挙げられるでしょう。
プレイヤーはゲームから「神様である」と言われ、
世界を救うために呼ばれたNikoを導く存在である、と語られます。
Nikoはあくまで独立した1人の子供であり、プレイヤーは共に旅をする存在である。
OneShotは、そういうスタンスでゲームが進行していきます。
それゆえに、時にNikoからプレイヤーに向けて話しかけられたり、
時にNikoが見た夢をプレイヤーも垣間見たり、
時にプレイヤーが見落とした些末な事柄をNikoが指摘してきたり。
また、時にはNikoにはどうしようもない事柄を、神の視点からプレイヤーが対処したり。
そうして、物語はNikoとプレイヤーの2人旅として進んでゆきます。
この、「2人で旅をする」という点が、OneShotの最も大きなポイントなのです。
NikoはあくまでNikoという1人の子供であり、
プレイヤーはプレイヤー自身として、Nikoと関わりながら旅を進めていく。
そうやってゲームを進める内に、それは「ゲームを遊ぶ」という行為から、
いつの間にか「Nikoと共に世界を救う旅」にすり替わっていることでしょう。
それも全ては、Nikoというキャラクターの描かれ方が素晴らしいからだと思っています。
異世界の様々なものに、子供らしく純粋な反応で一喜一憂するNikoはとても愛らしく、
また、Nikoはあなたの分身では無い、と明言されているからこそ、
プレイヤーは、Nikoという子供を見守る神として、
自らもゲームキャラクターの一員として入り込んでいくことが出来るのです。
ここまで読んで興味を持ったのなら、是非、これ以上の情報を調べることなくプレイしてみて下さい。
そして、世界を救う旅の一員として、Nikoと一緒に世界を巡ってみてください。
世界を共に巡り、滅び行く世界に、Nikoという子供に愛着を持てば持つほど、
その旅の終わりは、一生心に残るものとなるはずです。
その時こそ、あなたは神様として、このゲームの唯一無二の登場人物となるのです。
わたしは一生、Nikoとの旅を忘れることはないでしょう。